今のロードバイクに乗って4年。バーテープに劣化があって、少し前から交換したいと思ってました。左のバートップの一部が切れていて、左右のエンドキャップの辺りはごっそりバーテープが削り取られてます。左右とも、間隔の狭い駐輪場に止めたときに、隣のチャイルドシート付きの自転車を取り出すときに削られました。子供2人と買い物袋を下げて、あんな重い自転車を引き出そうとして、ロードバイクのハンドルに引っかかったときのイライラは理解できます。
ブラケットの裂け目大きくなって気になってきました。
バーテープとブラケットの交換はプロに頼むこともできるんでしょうが、自分でやることにしました。結果的に、この選択は正解でした。
バーテープを選ぶ
バーテープは色んなものが売っているので、好きなものを買えばよいです。私は黒のオーソドックなものにしました。スポンジ寄りのものより、ゴム寄りの手触りが好みです。
エンドキャップとフィニッシュテープが付属しているものもあります。エンドキャップは安っぽくて使い物にならないので、既存のものを使います。フィニッシュテープは一度巻いてしまうと、再利用は難しいです。
シンプルなバーテープ1000円くらい。 |
革のバーテープ細身のスチールフレームには合うかも。 |
アクセント付きのバーテープカスタマイズ感がアップ。 |
ブラケットを選ぶ
ブラケットを交換せずにバーテープだけ交換することもできますが、今回はブラケットも切れているので、交換することにしました。
ブラケットはコントロールレバーに合ったものを選ぶんですが、いくつか種類があるので間違えないように注意が必要です。適当にこれだろうと思って買いましたが、間違えました。横から写真を取って、形が同じかよく確認するのがおすすめです。
ブラケットカバー似ているようで、結構形が違う。 |
ブラケットカバー微妙に違う形状に注意。 |
カラーバリエーションもブラケットカバーをめくったところに、型式が書いてあるらしい。 |
バーテープを巻く
バーテープの巻き方はYoutubeにたくさん動画が乗っているので、1、2本見ておきます。
より損耗が激しい左側から巻くことにしました。亀裂の入ったブラケットはハサミで切り、フィニッシュテープも切れ目がよくわからなかったので、ハサミで切りました。
ハンドル側がべとべとが残るかと思ってましたが、まったく残ってなく、そのまま新しいバーテープを巻けます。
巻き始めとエンドキャップ止め
<「p>エンドキャップの内側から下方向に1回転します。1/3くらいはみ出させておき、エンドキャップでキレイに巻き込んで止まるか確認。バーテープの中央部にだけ粘着テープがあるパターンでは、粘着部をぎりぎりハンドルに付くようにして、なるべくはみ出し部分を多くした方がエンドキャップでキレイに止まります。うまくいかなかったら、元に戻して、うまくいくまで調整します。
エンドキャップのスタート部分を1周したら、次から1/4くらいが重なるようにして巻いていきます。重なるのは1/3という人もいますが、個人的には重なる部分を少なくした方がバーテープの段差が小さくなってキレイに収まる気がします。それに、重ねすぎると足りなくなります。
伸縮性が小さいタイプでは、バーテープを引っ張りながら全部の面がハンドルにくっつくように巻いていきます。曲がるところとかでは、しわになりやすいので注意します。もし、しわになったら剥がしてもう1回巻きます。
コントロールレバーのたすき掛け
コントロールレバーのところはたすき掛けにします。この辺はYouutbeでよく確認しました。いまになって触ると結構浮いているので、もうちょっときつく巻いても良かったのかなと思います。
バートップの急カーブ
バートップのには、90°の急カーブがあります。慎重に巻きましたが、しわになってしまいました。まあ、下側なので、いいかと思います。
フィニッシュ
最後、バーテープを斜めに切って、うまいことまとまるようにします。ケーブルがハンドルにくっついているタイプなので、根本まで巻くと厚みがでてしまいます。もう1巻き少なくてもよかった気がします。
付属のフィニッシュテープで止めます。巻きなおしのためにフィニッシュテープを剥がそうとしたら、切れてボロボロになって再利用できませんでした。安いテープだからかもしれないけど。
ホームセンターで買った80円のビニールテープで止めましたが、時間が経ってくると劣化が心配です。
ブラケットの交換
ブラケットの交換もYoutubeに動画が出ていると思うので、1、2本見ておきました。
外すときはハサミで切り、交換するときはビニールを挟んで滑らせながらはめて行きました。それでも、結構力を入れて引っ張ってやっと入ったので、女性は厳しいかもしれません。他にコツがあるかもしれませんが。
まとめ
バーテープはフィニッシュテープを巻く前であれば、納得行くまで巻きなおしができます。最初はうまく決まらなくても、1、2回やり直すとそれなりにキレイに巻けます。1回やり直して納得行く巻きになりました。
多少しわが寄っていても、自分で巻くと愛着が沸くのが一番のおすすめポイントです。
バーテープはぜひ、自分で巻くのがおすすめです。
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