12-13 第5節 リヴァプール vs マンチェスター・ユナイデッド

フットボール

強豪とそうでないチームには実力以外にも色々と違いがある。最も大きいのは、「勝って当然」という意識だ。ホームだろうが、アウェーだろうが格下相手には勝って当然なのだ。

勝たなければならない試合がどれだけ多いかで強豪かどうかが決まる。明日から、バルセロナ相手でもホームでは勝利が絶対だ、と監督が言い出してもそうなるわけではない。輝かしい歴史が現在のチームにも当然の勝利を要求する。サポーター、メディア、そして、選手達自身に芽生えるその気持ちを勝者のメンタリティという。

リヴァプールにも70~80年代に輝かしい時代があった。ヨーロッパの王者の風格は90年代から20年かけて徐々に削られていった。チャンピオンズリーグは出場が絶対、予選リーグ突破がノルマだったが、いまや出場が目標だ。

そういう状況でも、もちろん負けられない試合はある。マージーサイドダービーともう1つ。アンフィールドでのマンチェスター・ユナイデッド戦だ。ここ5戦で4勝、1分。去年は怪我から復帰したジェラードがFKを叩き込んだが、追いつかれた。ホームのユナイデッド戦はリヴァプールにとって、昔も今も負けられない試合なのだ。チーム状況がどうであれ、引き分けさえも許されない。ここで引き分けてしまえば、勝たなければいけない試合の1つを失ってしまう。

そういう意気込みで全員が臨んでいたと思う。コンディション不良のユナイデッドを圧倒。昨シーズンから元気のなかったジェラードの早いロングパスがビシバシ通る。更にジェラードが胸トラップから左足でゴールを揺らした時は、テレビの前でロンドンオリンピック全部合わせたよりも力を込めてガッツポーズをとったわけです。

結果を言えば、逆転されて負けた。シティー戦でもそうだったけど、いいゲームをするけど負ける、というのは非常に良くない。それよりも何よりもホームのユナイデッド戦の「負けられない度」が少し下がったというのが痛い。そして、5戦未勝利。もー、何も言うまい。

次のスタメンもなかなか難しい。シェルビーはレッド食らったので次節出場停止。ケリーはたぶん右ひざをやっちゃったんじゃないかと思う。アッガーも怪我で出られないかもしれない。

左SBはホセ・エンリケ、CBはコアテスがいるので問題ない。トップ下が思いつかない。シャヒンはもうちょっと時間がかかると思うからなー。ダウニングを右で先発させて、ボリーニかなー。でもトップしたって感じじゃないし。無難にヘンダーソンかなー。まーどーにしろ、次こそ勝利。鬱憤たまってるぶん、6-0くらいでお願いします。