12-13 第6節 ノリッチ vs リヴァプール

フットボール

開始2分でスアレスがゴール。これを皮切りにスアレス3、ジェラード1、シャヒン1の5点。5-2で今季初勝利。次はホーム2連戦なので、こっから持ち直して欲しいもんです。

にして、2失点。1つはレイナのファンブルを詰められて。もう1つはシュクルテルのミスで取られました。シュクルテルはウィズダムがヘディングでクリアするだろうと思ってたらしく、抜けてきたボールに触れず後ろを取られてゴール。4点差をつけてからの2失点。悔しいけど、これがユナイテッドとの今の差です。

点にはならなかったけど、最も気になったのは、両サイドバック。ケリーが膝をやっちゃったので、当然ホセ・エンリケが出るものだと思ってたら、ウィズダムという見知らぬ選手が右SBに登場。前に出るときは悪くないけど、ディフェンス時にラインより前にポジションをとる癖でもあるのか、とにかく裏をとられる。裏をとられておっかけてくるところしか見てない気がする。で、目下左SBが定位置になりつつあるグレン・ジョンソンはクロスをあげられまくる。裏はとられないし、あがりはいいけど、クロス上げられすぎでした。ヘッダーをCFに置いて零れ球を狙うというのは、中小チームの定石。シュクルテルとアッガーが揃っているとはいえ、零れ球がどこに落ちるかわからないのだから、クロスはあげられないに越したことはないんだけど、おざなりに足を出すけどまったくかからずポンポンあがってた。エンリケは守備も1対1も結構安心して見てられるんだけどな。

センターの3人は後ろにアレンとシャヒン、前にジェラード。ジェラードは後ろに置いてロングパスを通させた方がいいと思うけど、シャヒンを前に出して厳しいプレッシャーのなかでやらせるのは早いと思ったのかもしれない。それとも、ジェラードのロングパスが気に入らないのかもしれない、ポゼッション・ショートパス重視の監督は。

チームには10代が多くなってそれは未来のためにいいんだろう。何人かは脱落するし、何人かは移籍するだろうけど、ジェラードみたいな選手はいつの時代でも欲しい。ポジションやスタイルではなく、生え抜きのキャプテンという意味で。でも長いシーズンで10代の選手がトップコンディションを維持するのは難しい。遅かれ早かれ、エンリケ、ダウニングを使うことになるのだろうから、今のうちからモチベーションを落とさないためにも使ってみてはどうだろうか。と、こんなところで言っても何にもならないけど。