一人暮らし、東京電力から楽天でんきへの切り替えは本当に得なのか？

楽天経済圏に腰まで使ってくると、貯まっているポイントの使いどころについて考えるようになります。

買い物の時に使えればいいんですが、そうそう毎回ネットで欲しいものがあるとも限りません。期間限定ポイントは１～２か月くらいでなくなってしまうので、特に欲しくないものを物色していることに、はっ、と気付き、ポイントの消化先を考えることにしました。

それはそれで楽天の思惑にはまってしまっているような気がしますが…。

ポイントの消化先の1つに、楽天証券でポイント積み立てがあります。楽天証券は、月5万円まで積み立てをカード払いでき、500ポイント貯まることになります（たぶん）。これをポイント積み立てに振り替えると、その分貯まるポイントが減ることになります。そのため、毎月5万円以上、積み立てをする場合は、楽天証券でいいと思います。

勝手にポイントを消化していきたい、ということで次の思い浮かぶのが、楽天でんき、楽天モバイルです。

楽天モバイルは、通信圏に不安があります。時々、山登りをする身としては、登山口や山頂で電波が通じる便利さを知ってしまっているので、楽天モバイルには二の足を踏んでしまいます。

ということで、楽天でんきを比較してみました。

１人暮らしだと、少しだけ割高になる楽天でんき

比較する条件は下記の通りです。

• １人暮らし
• 東京電力
• 従量電灯B
• 30A

東京電力の過去の電気料金は、Web検針票で確認できます。住所、電話番号等を入力することで確認でき、非常に便利でした。

過去の使用電力量を楽天でんきのシミュレーションに入力し、金額を表示しました。

楽天でんきで明記されているところを見つけられませんでしたが、表示された予想電気料金は、税込として扱いました。また、これも記載を見つけられませんでしたが、予想電気料金は、獲得ポイント、楽天カードポイントを差し引かれていないという認識でいます。楽天カードポイントは、楽天でんきを楽天のクレジットカードで支払った場合に付与されるものです。ポイント率は、その他と同様に1%。楽天でんきでは、それに加えて（？）0.5%のポイントが付くようです。楽天ガスを同時に使用すると、0.5%のポイントが1%になるようです。

東京電力と楽天でんきの比較

結果、楽天でんきの方が年間で453円割高になりました。使用電力料が150kWhまでであれば楽天でんきの方が安くなりますが、160kWhを超えている冬場では楽天でんきの方が割高になってしまいました。

私の暖房器具は、セラミックヒーターとエアコンです。

東京電力と楽天でんきの比較（楽天ガスも使う場合）

楽天ガスも使ったとして、獲得ポイントを2倍にして計算してみました。楽天ガスの費用比較は含んでいません。

この場合も、年間で150円、楽天でんきが割高でした。

定期的に楽天ポイントを消化する先としては、非常に魅力的な楽天でんきですが、トータルのシミュレーションはちょっとだけ割高になってしまうようです。月換算ですと、増えるのはわずかなので、楽天でんきに切り替えることにします。